先週のお題(ゲーム大好き)にて、サキ (id:masaki709)さんのこちらのブログを読んで、あまりの懐かしさに咽び泣いてしまった。。。
ってのは大げさなんだけど、なんかタイムスリップしたわー。
この本に出会った中学生の頃に。
火吹山の魔法使い
俺が中学3年生の時に初めて出会ったゲームブックがこの『火吹山の魔法使い』
俺はずっと「ひふきざん」だと思ってが、実は「ひふきやま」が正解らしい。
社会思想社
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ゲームブックとかアドベンチャーゲームブックとかって呼ばれている本なんですが、外見は普通の文庫本でファンタジー小説っぽいんだけど、実際は違います。なんとゲームになっています。
前述のサキさんのブログに詳しく描かれているんだけど、こんな感じで番号がついた文章が1から順に並んでいます。読者はこの文章の最後についている選択肢をたどって読み進めていきます。
あ、ちなみに下の文章は俺の創作で、本物は1つ1つの文章がもっと長い。状況とかが細かく分かるような臨場感溢れる文章になってるし、その中にいろいろなヒントが散りばめられてたりするから気が抜けない。あと、「ざまあwww」とかって煽りも出てこない。
:
20 丘を下る一行。ひたすら道なりに進んでいくと分かれ道に出た。
右へ進む 145へ
左へ進む 70へ
:
53 なんと蛇は気づいていないフリをしていただけだった!
一行は背後から蛇に丸呑みされてしまった。終了。m9(^Д^) プギャー
:
70 落とし穴に落ちた。全員即死。ざまあwww
:
145 道を進んでいく一行の前に巨大な蛇が現れた!
蛇はまだこちらに気づいていないようだ。
先手必勝。攻撃する。 250へ
蛇に気づかれないように脇道へと逃げる。 53へ
:
250 おっと蛇は気づいていないフリをしていたようだ。
しかし、間髪入れずに攻撃したことで蛇はひるんで逃げ出した。
ん? よく見ると蛇がいた場所に宝箱が落ちているぞ。
宝箱を開ける。 XXXへ
宝箱は開けずにその場を後にする。 XXXへ
:
これくらいならさくっと終わるけど、何百もの番号が振られているため、もうそれは大変です。
上の例みたいに進んですぐ間違いに気づくようなことはなく、悪い選択をしてもしばらく普通に進んだりするから厄介なんです。
怪しい箇所にしおりを挟んだりするのは反則なんだけど、そもそもそれをやり出したらしおりだらけになるかも。
でも一つ前のところは指を挟んで戻れるようにはしましたね。
あと、サイコロも使ったと思うんだが、どんな感じで使ったのか忘れた、、、(´・ω・`)
超絶反則技を使った思い出
上記のように選択していくだけなら、いつかはゴールにたどり着くはずなんだよね。
でも、どうしても先に進めないのがあったんです。それがこちら、『7匹の大蛇』
東京創元社
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なんで先に進めなかったのかというと、1つだけ文章じゃなく絵から次の番号を解読する箇所があったんだよね。
うろ覚えなんだけど、確か巻き物か何かを広げた絵で、その巻き物には英語で LIX と書かれてたんです。
これが全然わからなくてなぁ、、、(´;ω;`)
もうどうしようもないから1から順番に読んでいって、一番しっくりくるやつに進むという暴挙に出たwww
結局、後になって分かったんだが、上記の LIX はローマ数字で、これを普段使っている数字(アラビア数字ね)に変換すると 59 になるんですね。
ちなみに暴挙で割り出した数字も 59 でしたw
厨二全開の黒歴史
これは俺だけじゃなくゲームブックにハマった大半のヤツがやってたんじゃないかと思うんだが、ノートに自作とかしたよねwww
厨二病全開の恥ずかしい設定とか色々考えてたと思う。
が、そこは凡人なので完成には至らず、そのおかげで他の人に見せるという黒歴史確定ルートは回避されてます。
なんかこれ思い出したわwww
やっぱ天才は違うよな。
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Amazon なか身!検索で最初の数ページが立ち読みできるんだけど、「~大陸」「~文明圏」「~辺境地」「~軍政官」「諸侯国~連合」といった珠玉の厨二ワードがたくさん出てきます。
うーん、ゲームブックというかアプリ作りたくなってきたわ。。。(´・ω・`)