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NHK大河 軍師官兵衛 第6話「信長の賭け」感想

今回は都知事選の影響でNHK総合の放送時間が19:15~20:00に変更されてましたね。

戦国がいよいよ動き始め、今回は信長包囲網がテーマになっています。面白くなってきました。

NHK大河ドラマ 軍師官兵衛 一



イケメン黒田家の家臣にまたしてもイケメンが! オリーブ王子こと母里太兵衛

前回の青山・土器山の戦いで黒田家を支えてきた家臣の多くが戦死。そこで新生家臣団を結成するため栗山善助が中心となって新たなメンバーをスカウトしまくる。後の黒田二十四騎と呼ばれる一騎当千の家臣団らしい。すげぇ。

その中にひときわ荒くれ者のオリーブ王子いや太兵衛(速水もこみち)がいた。長槍をいとも簡単に操る色黒イケメンの太兵衛は青山・土器山の戦いで戦死して途絶えようとしていた母里の姓を受け継ぎ、母里太兵衛と名乗ることになる。

▼荒ぶるオリーブ太兵衛、じゃなかった、母里太兵衛
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しかしこのオリーブ野郎は大人しくしていれば爽やかイケメンなんだけど、とにかく気性が荒くて喧嘩ばかりする。そのせいで家臣たちの束ね役である善助とはウマが合わないようだ。ただ太兵衛は闇雲に荒ぶってるわけじゃなく、太兵衛なりに母里姓を継ぐために一生懸命だったんだよね。

爽やかさでは俺も負けてねーぞ、と言いたげな官兵衛だったが、ここはぐっと我慢して善助と太兵衛の間を取り持ち、義兄弟の契りを結ばせた。いいね、義兄弟!なんかカッケー。



信長包囲網で四面楚歌の織田信長。いよいよ第六天魔王に覚醒!

足利義昭を征夷大将軍に就任させた織田信長は、将軍の威光を利用して全国を支配しようと試みる。しかし前将軍を殺害した三好三人衆も健在だし、将軍家とは仲良しだったはずの朝倉家も言うことを聞かない。むかついた信長は朝倉を攻めようとするも、浅井長政に裏切りられてしまう。

この時、浅井家には信長の妹、あの有名なお市の方が嫁いでいて、織田と浅井は同盟関係だった。けど一方で浅井は朝倉にも恩があったんです。浅井が小勢力で六角家からネチネチ苛められてた時に朝倉の支援のおかげで持ちこたえたという恩義があるわけです。嫁の兄との関係、古くからのつきあい、そんな板ばさみとなった浅井長政だったが、織田を裏切り朝倉に味方したんですね。

ただ織田側からすれば浅井の野郎、裏切らりやがった!ゆるすまじ!って思うんだけど、一方の浅井からすれば、え?いやいや、ちょっと待って!だってうちと同盟するときに朝倉家とは敵対しないって特約つけたじゃん!って思うわけです。もう普通に考えたら織田が悪いんです。でもね、ここは戦国の世だ。強い方になびかないと自身が滅びる羽目になるんだよ。信長を第六天魔王に化けさせた一つにこの浅井の裏切りがあると思うんだよね。

怒り狂った信長は比叡山は焼き討ちするわ、将軍義昭のいる二条御所周辺に火を放つわ、ちょっとした連続放火魔じゃねーか。まぁ、やりたい放題で第六天魔王へと覚醒して、終いには将軍義昭を追放して室町幕府滅亡させちゃうとか、やっぱり信長は歴史を作ってるなぁ、と改めて思った。



一介の浪人、荒木村重が城持ちどころか国主になっていて、さらに絶世の美女を嫁にしていた!

なんというアメリカンドリームならぬ戦国ドリーム。

何週か前の話で官兵衛が堺に鉄砲を買いに行ったエピソードで出会った浪人、荒木村重。道案内と命を助けてくれた謝礼として官兵衛から大量のお金を受け取った時に、次に会うときは城持ちになって返すから、みたいな絶対払う気ないだろwwwみたいな出世払い宣言をするが、マジで出世してやがった。

しかも城持ちどころか摂津一国を任される国主となっていた。それよりも前から信長に仕えている木下藤吉郎がいまだ城すらもらえてないのに何この出世?って感じなんだが。よく分からんが織田家では刀の先っちょについた饅頭を手を使わずに食べる芸ができれば出世できるらしいw

しかも、だしという美人な奥さん(桐谷美玲)まで登場して、官兵衛が超羨ましそうに見とれてたw 村重が俺には勿体無い嫁だみたいな自虐ネタに思わず、はい、って即答しちゃってたw うーん、やっぱ側室持とうかなぁ、、、とか考えてたりしてw

ちなみに村重が任されている摂津国というのは黒田家がいる播磨国のすぐ西に隣接していて、そのさらに西は京という信長の中国方面への進出に重要な拠点。なので村重はこれから物語にいろんな形で絡んでくる重要な人物です。

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